ダンスをしているという話をすると、「私は踊れない」という人がいる。何千時間も踊ろうとして、ワンステップも踏めず踊れなかったというならわかるが、そんな人はいないはずだ。五体満足でなくても踊れる。音楽に合わせて身体を揺らすだけでもダンスだ。

 正確には「踊れない」のではなく、「踊ったことがない」ことを言いたいのかもしれない。または「うまく」踊れないということを言いたいのかもしれない。

 人が作った振り付けを踊るダンスは、お遊戯会ぐらいでしか踊ったことがないが、今の私には興味がない。お遊戯会レベルでも、身体を操られているようで気持ちよくなかったし、あまり楽しいものでもなかった。もしあれをダンスだと思っているなら、「踊れない」と言いたくなる気持ちもわからなくはない。誰だって振り付けをうまくコピーできるかどうかで、上手や下手、できる人、できない人と判断されたくないだろう。振り付けのある美しいダンスを見にいくこともあるが、よほど卓越していないと私は一回見たら飽きてしまう。

 今、私がハマっている動く瞑想とも呼ばれる5Rythms。身体が動きたいように動かすことでダンスになっていくフリーダンスであり、ただのフリーダンスではないというところが私の探究心に火をつけ続けている。しっかりロジックもありつつ、自由に踊るというところが面白い。

 5Rythmsってどんなの?って聞かれることもあるが、相手の思考を満たすことには興味がないので、いつも聞こえなかったふりをする(笑) もしあなたが身体を持っていることに喜びを感じたいというなら、私は「一緒に踊ろう」と言うかもしれないが、そんな変人はなかなかいないだろう。

 5Rythmsを知りたかったら、ワークショップやクラスに参加することをオススメする。しかし、一回参加しただけでわかった気になる人もいるようだが、踊る回数を積み重ねるほど、見えてくる世界が変わってくるように感じている。

男性は踊るとかっこいい

 私は男性がもっと踊ったらいいと思っている。身体から感情のパターンや思考の癖がリリースされるUnfolding Bodyworkの考え方からすると、自由に身体を動かすことで、感情表現が豊かになったり、思考も柔軟になったりしていくだろう。結構、窮屈に生きている男性も多いので、そういった男性が解放されていくと、世界が面白く変わっていくんじゃないだろうか。それに男性が自由に踊ると滅茶苦茶かっこいいのだ。下の動画を見て欲しい。

Ula Sport 5 Rythms(Youtubeより)

 大きくてしっかりとした厚みのある身体の男性がこんな風に自由に動くギャップがとてもかっこいい。男性がこんな動きができるようになったら、もっと魅力的な男性が増えてくるように思えないだろうか。

 私は踊れないとか、フリーダンスはスピリチュアルだとか、そう言うのは自由だが、やってみないでジャッジするのは、一番かっこ悪い。もしこの動画を見て、ちょっと踊ってみようかな。と思われる男性がいたら、ぜひ5Rythmsのワークショップやクラスに参加してみて欲しい。(5Rythmsじゃなくてもいいが)たった2時間でいい。それであなたのなかに秘めた魅力が光だすはずだ。あなたはもっとかっこよくなれる。

 そうはいうものの、私はまだまだこんなにかっこよく自由には踊れない。5Rythmsは人のダンスを評価しないルールなのだが、夫婦で踊りにいったとき、「動けてた?」と毎回妻の評価を聞いてしまう。毎回聞くので嫌がられているが、半ば強制的に「動けてた」と言わせている(笑)しかし、そんなことをいちいち気にしている私はかっこ悪い気がしてきた。今年は「これが私だ!」という気持ちで踊れるようになってみたい。そうなったらどんな気持ちがするだろうか。ワクワクする。

 5Rythmsは京都、大阪、名古屋、東京で踊れるので、興味があったら参加してみて欲しい。今後のスケジュールは以下のボタンの先にある。

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脱力から心身のパフォーマンスを上げるUnfolding Bodywork

ストレス刺激、電磁波、食べ物などあらゆる刺激を受け、身体は緊張を蓄積し続けています。そして、私たちは身体が持つ本来の力を使えていないことに気づいていません。現代人に必要なのは緊張から解き放たれるために「脱力」すること。脱力さえできれば感性が開き、心身のパフォーマンスが上がってきます。

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