うちの「ピカソ」

スキーのインストラクターをしていたことがある。スキー場に住み込んで小学生や中学生の団体にスキーを教えていた。子どもたちのクラスをする際に気をつけないといけないことは、「雪を触らせないこと」だ。スキー場で雪を触らせないこ […]
私がしたいこと

今日、気分転換に滋賀にある神社へ一人で行った。外出自粛で家に籠もっていると気分が落ちてくるので、琵琶湖近辺の明るくて広い空間を感じたかった。神社に着いてお参りしたあと、木々が生い茂った境内を歩いていると、背中が軽くなっ […]
自身の「喜び」を真ん中におく

家族で応援しているシンガーソングライターがいる。三女の中学生のときの同級生だ。家族で参加した彼女の初めてのワンマンライブは100人が集まり、ライブハウスは人で溢れかえっていた。二十歳の無名のシンガーがそれだけの人を集めら […]
「喜び」の循環

近所にカフェをオープンしたおじさんがいる。コーヒー好きが高じて脱サラをしたそうだ。コーヒーだけでなく、パンやクッキーなど他のメニューもあるのだが、注文すると「美味しいかわからないけど」と言ってオドオドしながら出してくれ […]
揺らぐのは「土台」のせい?

昨年2月、コロナウイルスの感染者が増え始めていたなか、私は台湾の高雄へ行った。目的は広島の少林窟道場の井上老師と一緒に開発した新しい禅チェアを商品化するためだ。禅チェアとは、座るだけで健康になってしまう椅子である。 […]
息子の「さが」

私の父は小さな会社を経営していた。家の外では、それなりに経営者をやっていたのだと思う。家では父としての威厳もあるが、驚くほどできないこともあった。その一つが「一人で買い物に行く」ことだ。買い物に行くことが恥ずかしいらしく […]
悲しむ権利

このところ胸が痛む日々を過ごしている。悲しいことがあると、胸が痛むというのは、どうやら本当らしい。 先日、母から電話がかかってきた。電話を取るなり、私の「もしもし」という言葉に被せるように、電話の向こうから「寂しくなった […]
【京都開催】自分の知らない自分と出会う*心と身体のトリセツ

「ねぇねぇ、算数って何色だと思う?」 当時、小学6年だった3女が言い出した。 「算数は、青。 国語は、オレンジ。 社会は、黄緑。 理科は、黄色。 音楽は、茶色。 英語は、ピンク。 体育は、赤 だと思う」 じゃ、私たちは […]
勝ち負けのないゲーム?

トランプゲームをすると、人に嫌がられる。例えば「7並べ」。手持ちのカードに6や5があれば、可能な限り「パス」をして他の人のプレイを阻止して勝つのが好きだ。カードを置けないままゲームが終了し、私は「意地悪」だと言われるの […]
こんな感じの人?

なにかに集中し始めると周りが見えなくなる。いくらでも集中できるので、時間がかかることも、人より短時間でできてしまう。しかし、集中が切れた後の疲弊感は大きい。子どものころからそういった傾向がある。電車の中で集中スイッチが入 […]