ネットで情報を調べると、電磁波への理解が無茶苦茶な記事ばかりだ。しかも、不安をあおるだけあおって、不安にさせて解決策がないというパターンか、効果があるかどうかわからない(売っている本人もわかっていない)電磁波対策グッズを販売するパターンのどちらかなのが残念だ。

 電磁波というと、wi-fiやスマホの電波のことばかり論じられているが、もっとも人に影響を与えているのは、残念ながらそれらではない。ちなみに電磁波には大きく分けると、高周波電磁波と低周波電磁波がある。wi-fiやスマホの電波は高周波電磁波だ。高周波電磁波と低周波電磁波の違いを簡単に説明すると以下のようになる。

・高周波電磁波:エネルギーが大きく遠くまで飛ぶ電磁波
・低周波電磁波:エネルギーが小さく遠くまで飛ばない電磁波

 高周波電磁波はスマホの電波のように遠くまで飛ばすために、周波数が大きい電磁波で、低周波電磁波は家で使うような50Hzや60Hzの家電や屋内配線からでる周波数の小さい電磁波だ。私たちは家で過ごす時間が多い。自ずと低周波電磁波の影響を受ける時間が長くなる。しかも、低周波電磁波は、遠くまで飛ばないので、身体に留まりやすい。ちなみに高周波電磁波は身体を貫通してどこかへ飛んでいく。

 ネットの情報の電磁波への理解が無茶苦茶だと思うのは、低周波電磁波のことを論じずに高周波電磁波のことばかり論じているところだ。読み手の興味がwi-fiやスマホの電波に向いているから、そうなってしまうのかもしれないが、低周波電磁波が一番身体に影響を与えていることを伝えた上で、高周波電磁波について論じないと以下のようなことが起こる。

 先日、妻が昔買ったというノートパソコンの下に敷く電磁波対策の「板」を持ってきた。部屋を整理していたら出てきたらしいのだが、これが効果があるのか聞かれた。妻に自分では効果があると思うのかを聞いてみたら、効果がわからないという。その板は以下のようなものだ。

 パソコンにはwi-fiの高周波電磁波を受信するためのアンテナが内蔵されているので、高周波電磁波をカットする効果はあると思うのだが、肝心のことが伝えられていない。

 パソコンからでる主な電磁波は低周波電磁波だ。ノートパソコンをバッテリーで駆動しているときは、ほとんど電磁波が出ないので問題はない。しかし、充電しながらノートパソコンを使うとなると話は別だ。低周波電磁波のうちの電場が発生する。写真のMacなら800V/m以上でる(日本電磁波協会が定める安全基準値は25V/m以下)。電場は伝播する性質があるので、こんな板など電場は下側に回り込んでしまう。そればかりか直接触るので、身体が直接電場に覆われてしまう。そうなると高周波電磁波を防いでいる意味がないくらい電磁波の影響を受けてしまう。

 こういった低周波電磁波のことも合わせて伝えて欲しいと思う。偏った情報だけでは、せっかく良い商品を買ったとしても台無しになってしまったり、逆効果になってしまう。結局、部屋の片隅で捨てられるのを待つことになる。

 ちなみにパソコンを充電しながら使いたいときは、パソコンをアースするといい。最近はパソコンのアダプターにアース線がついていないだけではなく、家のコンセントがアース対応になっていないので、そもそもアースが取れない環境の方が多いのだが、そんな環境でもアースが取れる機械がある。

▼電場除去装置 プラグインアース エルマクリーン
https://www.binchoutan.com/denziha/eruma.html

 私はMacBook Airを使っているのだが、もし金属ボディのノートパソコンを使っているなら、このプラグインアースでアースを取るといいことがある。通常電場を受けると身体に電気が溜まるのだが、パソコンに触れるだけで身体から電気が抜けていく。つまり、いつものパソコン作業で身体をアースすることができるのだ。実際に電磁波測定器で体表電場を測定して検証済みだ。ただし、これは電気を通す金属ボディのノートパソコンに限る。プラスチックボディでは電気を通さないのでパソコンをアースできても身体までアースできない。パソコン作業で身体が楽になるなんて普通は考えないだろうが、ぜひ試してもらいたい。

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