消化器系が疲弊するとお腹が硬くなる

ビールやジュースなど冷たい飲み物を飲むと、
身体は冷たいままでは吸収できないので、
体温くらいまで温める必要があります。

温めるためには余計にエネルギーが必要で、
それが繰り返されると消化器系が疲弊してしまい、
ついには硬くなってきます。

お腹が硬いと身体を効率的に使えなくなることから、
スポーツ選手やダンサーのなかには、
お腹を柔らかく保てるように気を使う人もいます。

他にも消化不良、呼吸が浅くなって
気持ちが落ちやすくなるなどの
原因になることもあるので気をつけましょう。

一番疲弊しやすいのは

私たちの身体を覆う皮膚は、
途切れのない一枚のシーツのようなもの。

顔と足の皮膚が繋がっているように、
身体の内側の消化器系や臓器も皮膚と繋がっています。

消化器系には食べ物を消化する胃や
栄養を吸収する腸などの機能があります。

ここで不思議なのは、途切れのない一枚のシーツが
部分によって機能が変わるということです。

機能が変わるところには弁があり、
胃や十二指腸を、小腸や大腸を分け隔てています。

水道管を見ると、ジョイント部分から劣化してくるように、
消化器系も機能を隔てる弁から硬くなってきます。

お腹の硬さを緩めるセルフケア

疲弊しやすい消化器系の弁へ
個別にセルフケアしていくことが
最も有効なセルフケアですが、
お腹を触って弁を見つけることが難しいので、
誰でも簡単にできるセルフケアをご紹介します。

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①仰向け寝転んだ状態で、両手の指を広げ、
手をリラックスさせた状態で、おへそを中心にしてお腹に軽く手を添えます。

②両手を使ってお腹を左右に揺らします。
このときお腹の表面を揺らそうとするのではなく、
お腹の中がしっかり揺れるようにします。
10回ほど左右に揺らしたら、手を置いたまま、
お腹が緩んでくるのを待ちます。
そして、それを数回繰り返します。
一度にやりすぎるより、毎日継続してやると効果的です。

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ストレス刺激、電磁波、食べ物などあらゆる刺激を受け、身体は緊張を蓄積し続けています。そして、私たちは身体が持つ本来の力を使えていないことに気づいていません。現代人に必要なのは緊張から解き放たれるために「脱力」すること。脱力さえできれば感性が開き、心身のパフォーマンスが上がってきます。

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