グループで仕事をしていると、
「ネットでスケジュールを共有しよう」という意見が出てくる。

その方がお互いのコミュニケーションがスムーズになり、
仕事の効率が上がるだろう、というのだ。

しかし、いざやってみると、効率が上がるどころか、
やることが増えて効率が下がっていることがほとんどだ。

一体あなたの言う「効率」とは何なのか?とツッコミたくなる。
便利なデジタルツールを使うことが
仕事になってはいないか?を考えてみて欲しい。

私はスケジュール管理を手書きの手帳でしている。
手帳に記入した時点で、スケジュールを脳内から消すようにしている。

私にとってスケジュールは、
予定の日の前夜にわかれば良く、普段忘れていても問題はない。

むしろ、スケジュールを脳内に残し続ける方が問題だと考えている。
覚えておくということにエネルギーを使いたくないからだ。

スケジュールを共有するということは、
私にとって手帳に記載し脳内から消した予定を再び思い出し、
共有スケジュールに入力することだ。

さらに、私は入力漏れがないかまでチェックしている。
それにも関わらず、「アレいつだっけ?」と、口頭で確認されてしまう。

しかも、面白いことに共有スケジュールのルールは、
スケジュールを確認しない人によってどんどん変えられる。

いつの間にかルールが変わり、
スケジュールを共有したら、声をかけることになっていたりする。

スケジュールを入力しても声をかけないと、
うまく仕事が回らなくなるという現状をみる度に、
一体何を共有しているのか、さっぱりわからなくなる。
さらに、共有スケジュールは辞めどきがあやふやだ。
何となく見なくなって終わる。

そういう私も、家族のスケジュールを何度も聞いてしまい嫌がられている。
そればかりか、そもそも自分の脳内にスケジュールがないので、
家族に聞かれても、とっさに答えられない。

家族に嫌がられない何か良い方法はないものか。
手帳に家族のスケジュールを書く?
それも何となく終わってしまいそうだ。

まずは自分の予定を家族に知らせるスケジュールを手帳に書こう。
あれ?予定を知らせるためのスケジュールを書く?

スケジュールを共有するのは難しいと思うのは私だけだろうか。

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